2018年1月13日土曜日

バーグマン200での防寒オーパーパンツの比較

Isottaのウインドシールドを買ってから、上半身と膝の寒さは激減したのですが、流石に0度付近になると普段着のパンツだと寒いです。

モーターヘッドのDM-1X(ワークマンイージスの類似品)のパンツは十分に暖かいのですが、着脱時に靴を脱がないといけないので面倒なのです。

これまでに、3種類のオーバーパンツを試したので比較します

1.モーターヘッド DM-1X付属のパンツ
 ・かなり暖かい
 ・表面がツルツルしているので、座面で滑る
 ・プロテクターは付いていないし、付けられないが、裁縫して無理矢理つけている
 ・普通のパンツタイプなので、着脱時に靴を脱がないと行けない
 ・前にチャックがないので、トイレの時は面倒
 ・防水

2.ラフアンドロード ホットレッグシールド
 ・スクーター用の前掛け
 ・腰のベルトをバックルで着けるだけなので着脱が簡単
 ・足周りはマジックテープでゴムを固定できる様になっているので、風によるばたつきは少ない
 ・裏面がボア仕様になっているが、暖かさは感じない
 ・防風はしてくれるので、寒くはない
 ・左右幅が長くなく、がっしりした体型だと、幅が足りず、太ももからお尻にかけて風があたるコールドスポットができてしまい、逆に寒く感じる場合がある。
 ・バーグマン200のような足の部分がフラットではない車種だと防風効果が少し落ちる
 ・プロテクタはなし

3.ラフアンドロード イージーラップオーバーパンツ
 ・マジックテープで、腰、太もも、ふくらはぎに巻き付けてパンツ状にするタイプ
 ・着るときは、どの部分が上なのかが分かりにくく、マジックテープが絡まって張り付いていたりするので、以外と手間取る。向きさえ分かれば、着るのは簡単
 ・脱ぐときはバリバリッと剥がすだけなので一瞬で脱げる
 ・お尻部分はカバーされていないので、お尻は少し寒く、見た目上の問題として着たまま歩くのは恥ずかしい
 ・ 膝にウレタンのパッドが入っているが、プロテクタとして十分な性能かは怪しい

・暖かさ
DM-1X >> イージーラップ > レッグシールド
暖かさはDM-1Xの圧勝。
DM-1Xは暖かいが、他の二つは寒くない、もしくは寒さが軽減されるといったところ。
イージーラップの方がカバー面積が広いので、レッグシールドよりは寒くない。
どちらもカバーされていない部分があり、その部分は寒い

・着衣の容易さ
レッグシールド > イージーラップ > DM-1X
レッグシールドは、ただのエプロンなので着衣は簡単。
イージーラップは着衣するまでに手間取ることがあるのが難点。
向きを整えて綺麗にたたんで収納しておけば簡単に着られるが、脱衣時の面倒が増えるだけなので根本的な解決はできない。
DM-1Xは靴を脱ぐ必要があるので最下位。

・脱衣の容易さ
レッグシールド >= イージーラップ >> DM-1X
レッグシールドはエプロンを脱ぐだけなので、一瞬で脱げる。
イージーラップも一瞬で脱げるが、5カ所バリバリする必要があるので、次点
DM-1Xは靴を。。。

暖かさと着脱の容易さは反比例の関係になっているので、これを選んでおけば間違いがないという製品はなかった。
今は、用途に応じて使い分けています
DM-1X: ツーリング等の長時間使う場合、氷点下のような寒さが厳しいとき
イージーラップ: 普段使い
レッグシールド: 使っていない

レッグシールドは、寒さ対策を優先させてイージーラップを普段使いに選択したので、使わなくなりました。
現在は、DM-1Xをツーリング用途で使っていますが、座面で滑るため姿勢を固定できず疲れるので、バイク用のお尻に滑り止めが付いたオーバーパンツを購入する予定です。

2018年1月9日火曜日

バーグマン200で明石海峡大橋を渡る(二度と使わない!)

・結論
怖い。二度と渡りたくない


これだけだとなんなので、一応説明もつけておきます。

四国にツーリングに行った時に、明石海峡大橋を渡ってみました。
噂で、二輪だと強風で危険とは聞いていたのですが、そこまで酷くないだろうと思って実際に試してみました。

行きは、兵庫側から午後6時位に渡しました。
このときは天気は快晴で、ほぼ無風だったので、特に何の問題もなく渡り切れました。
なんだ、噂の出所は運が悪い人だっただけなのかと、結構がっかりしました。

ところが、帰りは、淡路島内の高速を走っている段階で強い横風が吹いていて、少し車体が流され始めました。
バーグマン200はスクータータイプで座っているだけなので、少し恐怖を感じて、太もも部分で座席を挟み込むように姿勢を変更しました。

そして、ついに明石海峡大橋まできました。
時刻は午後7時くらいでした。
行きの時とは打って変わって、左側から強烈な風が吹いてきました。
最初は3車線の一番左を走っていたのですが、強風にあおられて真ん中の車線まで移動してしまいました。
混んでいなかったので、周りに他の車が居なかったのは幸運でした。
その後は、真ん中の車線の左側を走行しましたが、何度も車線の中央から右側まで吹き飛ばされたので、恐怖でした。
さらに、橋のつなぎ目部分はアスファルトではなく鉄のうえ、ギザギザの構造になっていて、バーグマンのタイヤ幅程度では、ハンドルをとられてしまいました。
とにかく必死に車体にしがみついて渡りきりましたが、生きた心地がしませんでした。
渡るための時間は数分だけだと思うのですが、帰りは10分以上走行していたと錯覚する程でした。
これで、運が悪く横に大型トラックでも来ていたらどうなっていたのでしょう。

・まとめ
ツーリングで四国に行く場合はフェリーがおすすめです。
どうしても橋を渡りたければ、しまなみ海道を使いましょう