2016年2月9日火曜日

バーグマン200のリアキャリアを比較検討



バーグマン200は41Lというミドルスクーター最大の積載量を持ったメットインがありますが,プロテクターをフルに付けたジャケットとパンツ(モーターヘッドDM-1X:レビュー)とヘルメットを一緒に収納すると流石にギリギリです.

もっと収納を増やしたい欲望が出てきて,それならリアにトップケースを付けてしまおうかなと考え始めています.

トップケースを付けるためには,まずはリアキャリアなのですが,バーグマン200は不人気車?のためか選択肢は殆どありません.
  • キジマ リアキャリア 耐荷重3kg \8,640
  • デイトナ マルチウイングキャリア 耐荷重4kg \17,500
  • プロト オリジナルキャリア 耐荷重10kg \21,060
  • GIVI SR3106 耐荷重6kg? \10,800
基本的には上の三つが対象になります.
耐荷重が上がると値段が上がるという関係ですが,キジマだけかなり安いです.
重さ以外の特徴としては,
  • キジマはトッププレートが無く,フレームのみ
  • デイトナは純正のタンデムグリップを取り外さないといけない
  • キジマはタンデムグリップの内側から,プロトはタンデムグリップの外側から取り付け
  • リアカウルへの穴開けは,どれも必要
という感じで三者三様になっています.

そして,最後のあるGIVI SR3106なのですが,これについては情報が殆どありません.
他の方のページでも誰も触れていないです.
これを見つけたのは,GIVIのモノロックケースの車種別対応表を確認していたときです.
日本のGIVIで完全に適合を確認はしていないようで,グレー的な扱いで(実際グレー色表示),海外からの取り寄せ表記になっています.

日本のGIVIには情報が無かったので,本家イタリアはイタリア語が分からないので諦めてイギリスのサイトで確認してみました(追記:イタリアのサイトも英語表記で普通に読めました).
バーグマン150と200のページまで 移動したところ該当のリアキャリアが見事見つかりました.
ページの説明をそのまま引用すると,
Specific rear rack for MONOLOCK top case to be combined with the plate already included in the MONOLOCK top case
ということで,モノロックケース付属の汎用ベース専用のリアキャリアということでした.

さらに,このページを見て良かった事は,取り付け説明書のPDFが公開されていたことです.
どの種類のリアキャリアを付けるとしても,リアカウルに穴開けの必要があるのですが,その穴開け位置を決めるのが少し面倒そうという印象でした.
ところが,この取説には実寸代の穴開け位置図面が含まれていて,実寸代で印刷したあとに切り取ってテープでリアカウルに貼り付ければ,穴の位置を完璧に出せるという優れものです.
これなら素人でも何とかなりそうです.

実際はA4サイズ
 ただ残念なことは,日本では在庫している業者が見つからず,海外からの取り寄せになってしまうことです.
そのため,海外のサイトでは40ユーロ程度で売っている物が1万円くらいになっています.
 また,耐荷重も不明です.海外のサイトで6kgと書いているところがあったが,3kgと書いているところもあり良く分かりません.3kgというのはgiviのケースを付ける前提でボックス3kg+荷物3kgという事かもしれないですが,はっきりしないです.
ぱっと見た感じは,それほどしっかりしていないので3~4kg位ではないかと予想しますが,どうなんでしょうね.
とは言え,GIVI純正なので,実は他より安心感は高いのかもしれません.

・まとめ
主にGIVIのリアキャリアの確認になってしまいましたが,それぞれに個性があるので,目的によって選べそうです.
  • とにかく安くすませたければキジマ
  • とにかくたくさん積みたければプロト
  • GIVIの日本での代理店?による安心感が欲しければデイトナ
  • GIVIのモノロック専用のGIVI純正
 自分でどれが欲しいかとなってくると,予算の関係でキジマかGIVIに絞られて,トップケースはGIVIにするつもりなので,そうなってくるとGIVI純正にチャレンジすることになるのでしょうか.
どちらにせよ,購入して取り付けたら,またレビューします.




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