2016年2月21日日曜日

バーグマン200のメットイン収納力

バーグマンを選択した理由の一つが,41Lというメットイン容量でした.
実際に使って見ると想像していた以上に収納できるので驚きました.

たとえば,
  • スーパーの買い物では,大きめのスーパー袋と12ロールのトイレットペーパーがそのまま入ります.
  • スーパーの袋は大2袋なら入ります.
  • 1.5Lや2Lのペットボトルも,容量的に当たり前ですが10本くらいは特に工夫することなく入ります.人間側の持ち運び限界の問題で,何本まで載るのかにはトライしていません.
  • 4~5日の出張では,45✕32✕19cmのビジネスバッグがそのまま入るので,駅までバーグマンで移動して駐輪場に泊めて,電車で移動というのが便利です.
  • ちょっとした旅行では,30リットルくらいのバックパック(49✕33✕18cm)が背負わなくてもメットインに入ってしまうので,肩が凝ったりしないので楽です.
  • 普段使いでは,ヘルメットプロテクター(胸,脊椎,肩,肘,膝)付き防寒防水ジャケットグローブ,チェーンロック,車載工具,寝癖直しスプレーが全て入ります(※ただしギリギリ).プロテクター付きのジャケットとパンツがメットインに放り込めるということで,バーグマンに乗るときだけ着て,出先では脱いでしまえます.ビジネス用途でもカジュアル用途でも,普段の服を着て移動でき,服装を気にしなくて良いというのは便利です.
今の所,荷物が入りきらなくて困ったことはないので,1人で使う用途では十分なメットイン収納力があります.
しかも,メットイン加えてフロントボックスもあるので,そちらに雨具やヘルメットロック等の小物とETC車載器を乗せています.

自分で運ぶ可能性があって車載出来なさそうな物は,海外旅行用のスーツケースくらいのものでしょうか.


2016年2月9日火曜日

バーグマン200にETCを装着

バーグマン200を購入した段階で,せっかく中型なのだから高速は使わないと勿体ないなということで,ETCを付けることは決めていました.

ただし,最初から付けていると,慣らし運転中でも高速に乗りたくなってしまう恐れがあったので,1000km走って初回点検するまでは放置していました.

そして初回点検が終わった段階で,早速取り付けました.
二輪用ETCは,種類も少なくセットアップ店で買うしか術がないので(何かあると面倒なので軽自動車の物を転用ということは考えていません),特に悩みようがありませんでした.
自宅から一番近くて即日取り付け可能な店が2りんかんだったので,早速いってきました.

二輪用のメーカーは2社しかなく,ミツバと日本無線だけだったのですが,2りんかんではミツバは10%オフということで,ミツバに絞られました.
分離型と一体型がありますが,一体型は野ざらし状態でのカードの抜き忘れが怖いのと,ハンドル回りに大きい物が増えすぎるのも嫌だったので分離型を選択しました.
分離型は3種類あって,アンテナとインジケーターが一体のものと分離しているものに加えて最上位機種のインジケーターが高機能な物がありましたが,高速の使用頻度は低そうなので一番安いアンテナとインジケータが一体のMSC-BE51に決めました.

店員に取り付けについて確認すると,本体はフロントボックス左側の上面にマジックテープで,アンテナはミラークランプで取り付ける方向で決まりました.
他のブログでは,カウル内に埋め込んでおしゃれな感じにしている方もいましたが,そこまで見た目は重視していなくて時間もかかりそうなのでオーソドックスな取り付けをお願いしました.

ETCのセットアップの書類を書いたら,直ぐにオンラインでセットアップしてくれるとのことで,特に面倒な事はありませんでした.
金額は,バーグマンはスクーターのためカウルを外すのが面倒なようで取り付け費用はネイキッドなどより高くて,合計で3万円ほどかかりました.

だいたい取り付けには2時間くらいかかるそうで,2時間後に店内に放送しますといわれましたが,2時間もバイク用品を眺めているのは辛いので,適当に外で時間をつぶすので終わったら電話をしてもらうことにしました.
最初から店内で待つこと前提で話を進められたので,バイク好きの人は結構店内で楽しむ人が多いのでしょうかね.

丁度2時間ほどで連絡があったので受け取りに行きました.
 最初に説明された通りに取り付けられていて,特に問題はありませんでした.

早速,帰りに遠回りして高速に乗ってみました.
当たり前ですが,あっさりゲートバーが開いて普通に通行できました.
二輪の場合は,車の比にならないレベルでお金を手渡しするのが大変そうだったので,何もしなくても料金所を通過できるというのは素晴らしいですね.

私が高速に乗る頻度では,ETC割引で金銭的な元を取ることは出来ませんが,高速にストレス無く乗れるので,そういった意味では十分元は取れそうです.
ETCカードの取り忘れについても,バーグマン200はフロントボックスに鍵がかけられるので挿したままで問題ないところも良いです.

バーグマン200のリアキャリアを比較検討



バーグマン200は41Lというミドルスクーター最大の積載量を持ったメットインがありますが,プロテクターをフルに付けたジャケットとパンツ(モーターヘッドDM-1X:レビュー)とヘルメットを一緒に収納すると流石にギリギリです.

もっと収納を増やしたい欲望が出てきて,それならリアにトップケースを付けてしまおうかなと考え始めています.

トップケースを付けるためには,まずはリアキャリアなのですが,バーグマン200は不人気車?のためか選択肢は殆どありません.
  • キジマ リアキャリア 耐荷重3kg \8,640
  • デイトナ マルチウイングキャリア 耐荷重4kg \17,500
  • プロト オリジナルキャリア 耐荷重10kg \21,060
  • GIVI SR3106 耐荷重6kg? \10,800
基本的には上の三つが対象になります.
耐荷重が上がると値段が上がるという関係ですが,キジマだけかなり安いです.
重さ以外の特徴としては,
  • キジマはトッププレートが無く,フレームのみ
  • デイトナは純正のタンデムグリップを取り外さないといけない
  • キジマはタンデムグリップの内側から,プロトはタンデムグリップの外側から取り付け
  • リアカウルへの穴開けは,どれも必要
という感じで三者三様になっています.

そして,最後のあるGIVI SR3106なのですが,これについては情報が殆どありません.
他の方のページでも誰も触れていないです.
これを見つけたのは,GIVIのモノロックケースの車種別対応表を確認していたときです.
日本のGIVIで完全に適合を確認はしていないようで,グレー的な扱いで(実際グレー色表示),海外からの取り寄せ表記になっています.

日本のGIVIには情報が無かったので,本家イタリアはイタリア語が分からないので諦めてイギリスのサイトで確認してみました(追記:イタリアのサイトも英語表記で普通に読めました).
バーグマン150と200のページまで 移動したところ該当のリアキャリアが見事見つかりました.
ページの説明をそのまま引用すると,
Specific rear rack for MONOLOCK top case to be combined with the plate already included in the MONOLOCK top case
ということで,モノロックケース付属の汎用ベース専用のリアキャリアということでした.

さらに,このページを見て良かった事は,取り付け説明書のPDFが公開されていたことです.
どの種類のリアキャリアを付けるとしても,リアカウルに穴開けの必要があるのですが,その穴開け位置を決めるのが少し面倒そうという印象でした.
ところが,この取説には実寸代の穴開け位置図面が含まれていて,実寸代で印刷したあとに切り取ってテープでリアカウルに貼り付ければ,穴の位置を完璧に出せるという優れものです.
これなら素人でも何とかなりそうです.

実際はA4サイズ
 ただ残念なことは,日本では在庫している業者が見つからず,海外からの取り寄せになってしまうことです.
そのため,海外のサイトでは40ユーロ程度で売っている物が1万円くらいになっています.
 また,耐荷重も不明です.海外のサイトで6kgと書いているところがあったが,3kgと書いているところもあり良く分かりません.3kgというのはgiviのケースを付ける前提でボックス3kg+荷物3kgという事かもしれないですが,はっきりしないです.
ぱっと見た感じは,それほどしっかりしていないので3~4kg位ではないかと予想しますが,どうなんでしょうね.
とは言え,GIVI純正なので,実は他より安心感は高いのかもしれません.

・まとめ
主にGIVIのリアキャリアの確認になってしまいましたが,それぞれに個性があるので,目的によって選べそうです.
  • とにかく安くすませたければキジマ
  • とにかくたくさん積みたければプロト
  • GIVIの日本での代理店?による安心感が欲しければデイトナ
  • GIVIのモノロック専用のGIVI純正
 自分でどれが欲しいかとなってくると,予算の関係でキジマかGIVIに絞られて,トップケースはGIVIにするつもりなので,そうなってくるとGIVI純正にチャレンジすることになるのでしょうか.
どちらにせよ,購入して取り付けたら,またレビューします.