2017年1月20日金曜日

レビュー:バーグマン200にISOTTAウインドシールド

バーグマン200の膝周りの寒さ対策としてISOTTAのウインドシールドを購入して取り付けました。

購入方法についてはこちら
取り付け方法についてはこちら

1週間ほど使ってみたのでレビューします。
簡単にまとめると、風防性能は最高に近いですが、安全性で不安があります。

良い点
  • 頭に風が当たらない(身長170cm強)
  • 膝に風が当たらない
  • 高速でも問題なし
微妙な点
  • 風の当たり方が特殊
悪い点
  • 雨、雪、霧だと視界が悪く怖い
  • 頭に風が当たらなさすぎる
  • 速度感覚が狂う
・頭と膝に風が当たらない
サイズが730x770mmとバーグマン200用としては最大サイズだけあって、頭にも膝にも風が殆ど当たりません。
身長170cm強だと標準のスクリーンではおでこあたりに当たっていた風が頭の上を通過するようになりました。
スクリーンの上端がおでこ位の位置にきます。
サイド部分も広いので、手や膝に当たる風も激減しました。
もちろん、風の巻き込みはあるので全く風を感じないということはありませんが、寒さは激減しました。

・高速でも問題なし
高速でも1時間ほど使いましたが、ガタガタすることもなく安心して走行できました。
気温0度でしたが、指先が少し冷たく感じるだけで快適でした。

・風の当たり方が特殊
高速を走っているときに少し気になったのが、風の当たり方が大きく変わった点です。
前方から直接当たる風は激減したのですが、代わりに後方からの巻き込む風が増えました。
常時感じるわけではないのですが、たまに後ろから押されている様な感覚がありました。
巻き込む風は強くないので、寒いというほどではないのですが、普段感じない風だったので少し変な感じでした。

・荒天時の視界が悪く怖い
風防という観点では最高に近かったのですが、安全性の観点では微妙です。
目線よりも上にスクリーンの上端が来るため、雨、雪、霧の条件だとスクリーン越しの視界が悪く怖いです。
ワイパーなしの車にヘルメットをかぶって乗っている状態といえばわかりやすいでしょうか。
一応、頭を少し上げれば目線がスクリーンより上にはくるので、なんとか走れることは走れます。
(追記) 雨天時の夜間に走行しましたが,かなり怖かったです.
特に対向車のライトが水滴で乱反射すると,まともに前が見えないです.
上にも書いたように頭を上げる事で前方は見えるようになりますが,車体に近い路面は見えないので何か落ちていても気がつかないかもしれません.
プレクサスなどの撥水コーティングをしておいた方がよさそうです.(追記)撥水効果により小さな水滴としてスクリーンに残りやすくなるらしいので,かえって悪影響があるらしい.親水性のコーティングなら大丈夫なのだろうか?

・風が当たらなさすぎる
頭に風が当たらなくなることの副作用として、フルフェイスヘルメットだとヘルメット内が曇りやすくなります。
SHOEI Z-7を使っているのですが、エアインテークを全開にしても、ほぼ効果がありません。
デフロスターは口部分なので、全く効きません。
眼鏡やサングラスは曇り止め無しでは使えないように思います。
夏場も厳しいでしょうね。

・速度感覚が狂う
また、別の副作用として風による騒音も激減するので、速度感覚が狂います。
スクリーンを交換してから体感的には10~20km/hほど遅く感じるようになりました。
前の車が遅いなと思ってメーターを見ると、いつもより10km/h以上スピードが出ていたことが何度かありました。
高速でも気を抜いていると、いつの間にかレッドゾーンに突入してしまっていて車体が振動しだしたので気がついたことがありました。
交換後はスピードの出し過ぎに注意が必要です。

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