2017年1月20日金曜日

レビュー:バーグマン200にISOTTAウインドシールド

バーグマン200の膝周りの寒さ対策としてISOTTAのウインドシールドを購入して取り付けました。

購入方法についてはこちら
取り付け方法についてはこちら

1週間ほど使ってみたのでレビューします。
簡単にまとめると、風防性能は最高に近いですが、安全性で不安があります。

良い点
  • 頭に風が当たらない(身長170cm強)
  • 膝に風が当たらない
  • 高速でも問題なし
微妙な点
  • 風の当たり方が特殊
悪い点
  • 雨、雪、霧だと視界が悪く怖い
  • 頭に風が当たらなさすぎる
  • 速度感覚が狂う
・頭と膝に風が当たらない
サイズが730x770mmとバーグマン200用としては最大サイズだけあって、頭にも膝にも風が殆ど当たりません。
身長170cm強だと標準のスクリーンではおでこあたりに当たっていた風が頭の上を通過するようになりました。
スクリーンの上端がおでこ位の位置にきます。
サイド部分も広いので、手や膝に当たる風も激減しました。
もちろん、風の巻き込みはあるので全く風を感じないということはありませんが、寒さは激減しました。

・高速でも問題なし
高速でも1時間ほど使いましたが、ガタガタすることもなく安心して走行できました。
気温0度でしたが、指先が少し冷たく感じるだけで快適でした。

・風の当たり方が特殊
高速を走っているときに少し気になったのが、風の当たり方が大きく変わった点です。
前方から直接当たる風は激減したのですが、代わりに後方からの巻き込む風が増えました。
常時感じるわけではないのですが、たまに後ろから押されている様な感覚がありました。
巻き込む風は強くないので、寒いというほどではないのですが、普段感じない風だったので少し変な感じでした。

・荒天時の視界が悪く怖い
風防という観点では最高に近かったのですが、安全性の観点では微妙です。
目線よりも上にスクリーンの上端が来るため、雨、雪、霧の条件だとスクリーン越しの視界が悪く怖いです。
ワイパーなしの車にヘルメットをかぶって乗っている状態といえばわかりやすいでしょうか。
一応、頭を少し上げれば目線がスクリーンより上にはくるので、なんとか走れることは走れます。
(追記) 雨天時の夜間に走行しましたが,かなり怖かったです.
特に対向車のライトが水滴で乱反射すると,まともに前が見えないです.
上にも書いたように頭を上げる事で前方は見えるようになりますが,車体に近い路面は見えないので何か落ちていても気がつかないかもしれません.
プレクサスなどの撥水コーティングをしておいた方がよさそうです.(追記)撥水効果により小さな水滴としてスクリーンに残りやすくなるらしいので,かえって悪影響があるらしい.親水性のコーティングなら大丈夫なのだろうか?

・風が当たらなさすぎる
頭に風が当たらなくなることの副作用として、フルフェイスヘルメットだとヘルメット内が曇りやすくなります。
SHOEI Z-7を使っているのですが、エアインテークを全開にしても、ほぼ効果がありません。
デフロスターは口部分なので、全く効きません。
眼鏡やサングラスは曇り止め無しでは使えないように思います。
夏場も厳しいでしょうね。

・速度感覚が狂う
また、別の副作用として風による騒音も激減するので、速度感覚が狂います。
スクリーンを交換してから体感的には10~20km/hほど遅く感じるようになりました。
前の車が遅いなと思ってメーターを見ると、いつもより10km/h以上スピードが出ていたことが何度かありました。
高速でも気を抜いていると、いつの間にかレッドゾーンに突入してしまっていて車体が振動しだしたので気がついたことがありました。
交換後はスピードの出し過ぎに注意が必要です。

2017年1月19日木曜日

バーグマン200に ISOTTAイソッタのウインドシールドを装着

バーグマン200用で最大サイズのウインドシールドを購入したままでしたが(購入方法についてはこちら)、ようやく装着しました。
購入したのはISOTTA(イソッタ)のウインドシールドです。

届いて直ぐに装着できなかった理由は、ウェルナットが付属していなかった為です。
標準のスクリーンの装着に使われていたウェルナットは、広がった状態で固まってしまっていたので使い回しが出来ませんでした。

最初に良く確認せずにキタコのC550を購入したのですが、純正より短かったので純正を注文し直しました。
純正のナットは09159-05045で検索すると出てきます。
キタコのウェルナットでも取り付けられたかもしれませんが、スクリーンサイズが大きくなったことによる強度が不安だったので純正にしました。

取り付け方法
  1. メーター横のねじを外す
  2. ビキニカウルが取り外せる
  3. 標準のスクリーンがウェルナットで6カ所固定されているので外す。カウル内に落とさないように気をつける(1個落としてしまった)
  4. 新しいスクリーンをウェルナットで固定する。車体後ろ側の穴だけフレームに固定、前側の4カ所はカウルに固定なので、後ろ側2カ所だけウェルナットを入れづらい。先に後ろ側2カ所を固定した方が良い
  5. ビキニカウルを取り付ける
  6. メーター横のねじをつける
手順自体は簡単ですが、ウェルナットの取り付けが大変でした。
理由は、スクリーンが若干歪んでいるようで車体左側の車体の穴とスクリーンの穴をそろえるのが大変だったためです。
そのため、取り付けに30分ほどかかりました。
右側は簡単にウェルナットを取り付けられたので、歪んでいなければ10分もあれば取り付けられると思います。

ちなみに、スクリーン自体が大きくナックルバイザーとしての効果もあるので意味はないかもしれませんが、旭風防のナックルバイザー(レビュー)を取り付けたままでも干渉しませんでした。

装着後のレビューはこちら

2017年1月10日火曜日

AT限定大型二輪に合格するコツ

AT限定大型二輪に合格するコツを書きますが,ほぼ需要はないでしょうね.
何しろ年間200人くらいしか取得していない変な免許ですから.

AT限定普通二輪の時には色々コツが必要でしたが,AT限定大型二輪の場合でも基本的には同じですね.
まずはこの3つ.
  • ATの半クラッチを覚える
  • 速度調整はリアブレーキ
  • ハンドルで曲がる
AT限定大型二輪の教習車として使われるスカイウェイブは車体の幅が広いので,クランクやスラロームでは若干注意が必要ですが、他の車種に比べて劇的に難しいということはありません.
むしろ低重心で低速時のトルクもあるので, 上記のコツをつかめれば一番簡単な車種かもしれません.

スカイウェイブ特有の気をつけた方が良い点がこれです.
  • エンジンブレーキが効きすぎるので急制動のスピードに注意 
教習所で使われているスカイウェイブはAT限定大型二輪免許の不人気さもあって,現行車種ではなく,1世代以上まえのスカイウェイブが使われていることが多いようです.
このスカイウェイブの特徴は,ATなのにエンジンブレーキが良く効くというか効きすぎる点です.
アクセルを戻しただけで,ショックが発生する位ブレーキが掛かります.
そのため,急制動の時に早めにアクセルを戻してしまうと,エンジンブレーキで減速しすぎて40km/hを割ってしまう危険性があります.
ただし,強烈なエンジンブレーキのおかげで停止するまでの距離自体も短いので,50km/h弱で突っ込んでも余裕で止まれるので別に難しくはありません.
45km/h位を目標にスピードを出して,普通に止まれば問題ありません.
教習途中で乗った400ccのマジェスティの方が,エンジンブレーキの効きが弱かったので急制動では気を遣いました.


ここまでいくつかのコツを書いてきましたが,私が考える最大のコツはこちらです.
  • ミドルorビッグスクーターを普段使う
私は, AT限定普通二輪を取得してから1年間バーグマン200に乗ってから,AT限定大型二輪の教習に通いましたが,とても簡単に合格できました.
上記に書いたエンジンブレーキ以外の乗車技術は普通に乗っているだけで身についていました.
そういうわけで,AT限定大型二輪を取る場合は,ミドルorビッグスクーターを普段から使って乗り慣れてください.
それだけで大型は簡単に取れるでしょう.
 

AT限定大型二輪免許を取得

AT限定の大型二輪免許を取りました.

取りましたが,この免許を取得するメリットは殆どありません.
なぜなら,国産の現行車種でのAT大型車は,スカイウェイブ650LX,シルバーウイングGT600(排ガス規制のため現行モデルで終了?),TMAX530の3車種しかありません.
外車のBMWなども加えるともう少し増えますが,現行車種では10車種もないです.
ATという観点では,DCT対応車種も含まれるのですがAT限定大型二輪は排気量650ccまでにしか対応していないので,HONDAのVFR1200,NC750X,NM4などの排気量650cc以上のバイクには乗れません.

そのため,免許取得者が異常に少なく,年間で200人前後しか取得していません.
私が取得したのも,誰も持っていないような特殊な免許を取るのは面白いかなという,しょうもない理由です.
ついでに,大型で練習することでスクーターの技能を向上出来たら良いなという点もありました.

仕事があるので一発試験ではなく教習所で取得することにしたのですが,普通二輪を取得した教習所ではAT限定大型のコースがなかったため,別の教習所を選ぶ必要がありました.
しかし,AT限定大型二輪を開講している教習所が少なく,同一県内だと1時間程かかる所しかなく,隣県だと30分で行けるところがあったので,隣の県まで遠征して取得することにしました.

その教習所でもAT限定大型二輪を取りに来る人は3年ぶりだったそうで,申し込みの段階で受付の方が手順が分からずに上司に確認に行っていました.
3年に一回しかしない処理を完璧に把握している人なんていないでしょうから,これは仕方ないというか,変な免許を取りに来て逆に申し訳ない感じでした.

教習車はスカイウェイブ650でした.
他のブログなどで,MTの大型二輪教習中にあるAT教習で乗ったスカイウェイブ650は乗りにくくて最悪だったという人が多数いたので,普段バーグマン200に乗っているとはいえ不安はありました.
しかし,結果としてスカイウェイブ650は,とても乗りやすかったです.

乗りやすかった理由が,バーグマン200よりも低速での安定性が格段に高かったためです.
バーグマン200は,高回転型でクラッチが繋がるのが5000回転以上で加速は良いのですが,半クラッチ状態でのトルクが弱いため,低速での安定性が良くありません.
それに比べてスカイウェイブ650は,低回転型で2000回転くらいで繋がる上に,高排気量だけあってトルクも強く,低速での安定性がめちゃくちゃ高いです.
そのため,教習所内のような低速セクションが大量にあるコースでは,スカイウェイブが非常に乗りやすかったのです.

ちなみに教習中は,スカイウェイブの最大の弱点である重量を気にすることが殆ど無かったことを付け加えておきます.
これは,転倒しない限りは車体を起こす必要がなく,私が通った教習所では教官が車庫から出して並べてくれるので押し歩きの必要もなかったためです.
AT限定普通二輪を取った教習所では,自分で車庫から出してくる必要があり,初回にシルバーウイング400の押し歩きの余りの重さに絶望した経験がありましたが,今回はその点が回避できたのでラッキーでした.

MT免許の人がスカイウェイブを乗りにくいと感じるのは,普段クラッチ操作で低速走行しているのに対してアクセル操作(+ブレーキ操作)だけで行う必要があり,そのための細かいアクセル操作に慣れていないせいでしょう.
私の場合は普段からAT車でアクセルだけの操作に慣れていたので簡単だったのだと思います.

普通二輪の時には苦労した教習内容も,1年間バーグマンに乗ってATのスキルが上がっていたため特に難しく感じるところはありませんでした.
特に練習が必要という項目がなかったため,途中から一本橋やクランクをブレーキを使わずにアクセル操作だけでクリアできないかということにチャレンジしていました.
しかし,さすがにアクセルだけだと超低速にしようとしたときにクラッチが切れてバランスを崩してしまうので2時間くらい試してみて諦めました.
その練習中に一本橋から脱輪を2回くらいした以外は特に失敗はありませんでした.
もしかしたら,スラロームやクランクでパイロンをかすめたことがあったかもしれませんが,倒したことは無かったはずです.
普通二輪の時はクランクで何回か車体を倒してしまった事がありましたが,今回は一度も倒しませんでした.
逆に倒す練習をしておいた方が良いかもしれないとも考えたのですが,スカイウェイブの車両数が少なく,教習所に迷惑をかけるのも悪いのでやめておきました.
怪我の問題があるので教習所では出来ないでしょうが,転倒の教習というのはやってみたいです.

教習のなかで,唯一苦手としていたのが波状路です.
これは技術的な問題ではなくて,単に気持ち悪いので嫌だったのです.
MTの場合は波状路で立つ必要がありますが,ATの場合は逆に座っていないといけないのです.
そのため,波状路の段差の衝撃が体にダイレクトに伝わるため,嫌でした.
技術的には,アクセルのオンオフだけなので特に難しい事はありません.
特にスカイウェイブは低重心の上に車重もあるので,バランスを崩したりということはありませんでした.

最終検定は,普通二輪を取ったときと同じく順番が一番最初だったので適度な緊張で受けられて良かったです.
最後の方だと検定に落ちた人を見てしまう可能性があり,過度な緊張状態になったり,他の人が失敗したところばかりに気を取られて他の所で失敗したりしそうなので,一番最初というのは自分にとってはベストでした.
といいつつ,結構緊張していたようで検定中にコースを間違えてしまって焦ったのですが, 後で確認してみたら間違えておらず正しいコースを走っていました.

検定の結果は,スラロームと一本橋はタイムが若干足りていませんでしたが,それ以外は大きな問題は無かったようで,一発で合格しました.
検定前に,100点を目指すか単に合格を目指すかで悩みましたが,不合格になるような走りは事故に繋がる余裕の無い走り方なので,無理をしないように運転して,しっかり合格することを目標にしました.
それで落ちるようなら車道を走らない方がよいので、再試験の可能性はありますがタイムは気にせずに走りました.
その結果としてスラロームと一本橋はタイムが足りていなかったので,その部分については下手くそだということでしょう.
今後も技術向上は意識しておかないといけないですね.

今回AT限定大型二輪という珍しい免許を取得しました.
普通二輪を取得してATスクーターのバーグマン200に一年乗ってからだったので,簡単に取得することができましたが,最初から大型だと相当苦戦したと思います.
私の感覚としては,原付とミドルスクーターは違う乗り物という感覚なのに対して,ミドルスクーターとビッグスクーターは同じ乗り物という感覚だったので,普通二輪取得は難しめで,そこからの大型二輪取得は簡単でした.
今のところ大型のビッグスクーターを購入する予定はありませんが,最近はバイクのレンタルがあるので試してみるつもりです.

ISOTTAイソッタのウインドシールドを購入(バーグマン200)

バーグマン200のナックルバイザーから流れ込む膝への風が若干気になるので,標準スクリーンのサイド部分をカバーできるものがないかと調べていたところ,サイドまでカバーする大型スクリーンがいくつか見つかりました
  • ISOTTA(イソッタ) 730x770mm 2万7千円
  • Puig(プーチ) 600x750mm 1万7千円
  • F.FABBRI(ファブリ) 600x710mm 9千円
  • GIVI ?
この中だとGIVIが一番有名ですが,バーグマン200に対応したスクリーンを国内販売しているところを見つけられませんでしたので除外しました.
ついでにGIVIは別途フィッティングキットが必要な点も除外要因です.

国内販売での価格は,ファブリ<プーチ<イソッタ
スクリーンのサイズは,ファブリ<プーチ<イソッタ
とういわけで,価格とサイズが比例しています.

購入する上で気になった部分が,プーチはL4以降のモデル対応が明記されているのですが,イソッタはL4以前のK7モデルの対応,ファブリは07~14年の欧州仕様車か逆輸入車としか書かれておらずL4モデルに装着可能かが不明な点でした.

色々調べてみると,現行のバーグマンにイソッタやファブリのシールドを付けているという情報が見つかり,GIVIのイタリアのL4以降のページK7からL3までのページに記載されているシールドの型番は同じ3106DTなので,どうもスクリーン取り付け位置の仕様は同じようです.
(追記)2014年製L4のバーグマンにも取り付け可能でした.

どれでも取り付けられる可能性が高いので,それなら中途半端なものを買うよりも最大サイズにしてしまおうといういうことで,イソッタのシールドを購入することにしました.

イソッタのシールドはWebikeでも購入できるのですが,2万7千円と結構高いので,もう少し安いところがないか調べてみました.
見つかったのはユーロネットダイレクトというところで,購入と輸入を代わりにやってくれて価格も安いことが分かりました.
ネットで調べると到着が遅いと書いている人が何人かいましたが, 早急に欲しいという程でもないので,ここで注文することにしました.

本体価格は,10,800円ですが,送料が5100円かかるため合計で15,900円でした.
これでもWebikで購入することに比べると6割くらいの価格に収まっているので,初期不良や発送期間の問題はありますが,かなり安く済みました.

在庫が無かったようで,11月末に注文してから2週間後の12月半ばにオーストリアからDHLで出荷されました.
DHLなので追跡可能になっていて,5日ほどでドイツから日本に発送されましたが,年末年始を挟んでいたので,結局届いたのは一月の頭になりました.
注文してから約1ヶ月強で到着したことになります.

到着したので,早速取り付けようとしたのですが,問題が発生しました.
標準スクリーンを固定していたウェルナットが使い回しが出来ない状態で,イソッタのシールドの付属品にはウェルナットは含まれず,含まれているネジなどがL4には対応していなかったため,取り付ける事ができませんでした.
一応無理矢理付属のパーツで取り付けられないか試してみましたが,スクリーン取り付け後にビキニカウルが取り付けられませんでした.

仕方がないので,現在はウェルナットを注文中で届き次第取り付ける予定です.

装着しました
装着後のレビューはこちら

2016年11月26日土曜日

バーグマン200 購入1年のレビュー(5000km)

バーグマン200を購入してから1年,距離にして5000km程走行しました.

乗り始めのレビューは購入した嬉しさから甘めだったので,1年乗り続けて出てきた不満を含めた正直な感想をまとめてみます.
ちなみに一言でまとめると,自分に取ってはベストの一台だったが,少し不満はある.

購入時からの装備の変更点
  • ETC
  • ナックルバイザー
  • サイドバイザー
  • パーキングブレーキ(レビュー参照

良かった点,微妙な点,悪かった点をまとめると,こんな感じになります.

良かった点
  • 足つきの良さ
  • 大きいメットイン
  • 平地走行時の静かさ 
  • 良く効くブレーキ
  • 十分に使えるエンジンブレーキ
  • 便利なフロント右ボックス
  • 高速でも十分使える
微妙な点
  • 大きすぎず,小さすぎないサイズ
  • 重くはないが,軽くもない重量
  • まあまあ良い燃費
  • パーキングブレーキがないが対策は可能
  • 良く効くが完璧ではない風防
  • トレードオフがあるナックルバイザー 
  • 便利だが微妙な使い勝手のフロントボックス
  • 無いよりマシな程度のメットイン内ライト
悪かった点
  • 発進時,登坂時に五月蠅い
  • シートのフィット感の低さ
  • 雨で滑りやすいタイヤ
  • 閉めにくい燃料キャップ
  • 使いにくいシガーソケット
  • バーハンドルではない
  • 停車時に足に当たるサイドスタンド
まずは,良かった点の詳細です.
・足つきの良さ
足下付近のフロアボードがカットされているので,足つきが良いです.
身長170cm位であれば両足をべったり付けられます.
停車時に楽ですし,低速時の転倒の恐れもありませんので,キャンプ場のような多少凸凹したところでも安心して侵入できます.

・大きいメットイン
バーグマンを購入した大きな理由の一つが,41Lというミドルスクーターでは最大の積載量です.
普段のスーパーでの買い物には十分な広さで,出張時に使う泊まり用のビジネスバッグでも入ってしまいます.
Amazonのコンビニ受け取りでも,よほど大きい段ボールで届かない限りメットインに段ボールごと放り込めることを最近発見したので,コンビニ受け取りを良く使うようになりました.

・平地走行時の静かさ
平地走行時で5000~6000回転,速度で50~60キロの時にはとても静かです.
スクーターは趣味ではなく実用として使っているので,できる限り静かであって欲しいので,走行時に静かなところは,とても良いです.

・良く効くブレーキ
比較対象が原付なので当たり前ですが,ブレーキの利きはとても良いです.
そもそも無茶なスピードを出したりしていないので問題になりようがないですが,しっかり止まれてロックさせてしまうといったことは一年間で一度もありませんでした.

・十分に使えるエンジンブレーキ
ATのスクーターですが,十分にエンジンブレーキが使えます.
特に山の下りでは効果的で,緩い下りであればハンドブレーキを使わないで下れます.
ATの場合は,ハンドブレーキだけしか使えないので,長い下りでのブレーキの熱だれが心配だったのですが,バーグマンに関しては杞憂でした.
最初の頃は,むしろ効き過ぎて,停車時に予想よりも手前で減速しすぎて,再度アクセルを回して止まる位置を調整しないといけないぐらいでした.
さすがに今は1年乗って慣れたので,エンジンブレーキの利きを考えて,上手く減速できるようになっています.
一つ注意していることは,エンジンブレーキだけでの減速は後続車には伝わらないので,後に車がいる場合は,最初にランプが付く程度にブレーキを握ってからエンジンブレーキで減速するようにしています.

・便利なフロント右ボックス
購入直後は,フロント右ボックスは小さすぎて使い物にならないと思っていました.
実際,プロテクター付きのグローブや500mlのペットボトルは入りません.
1年乗ってみると,バイクでも駐車券がいるところがあるので,そういったときにグローブを装着したままで駐車券をしまえるので便利だと気がつきました.

・高速でも十分使える
加速性能,最高速度は高速道路で使うのには十分な性能です.
ロングスクリーンも付いているので,風での疲労が少ないです.
100km/hを超えると加速が鈍るので,追い越し車線を飛ばす人には向かないですが,普通に走行車線を走るのには十分です.


つぎに,微妙な点の詳細です.
・大きすぎず,小さすぎないサイズ
購入直後は,教習で乗っていたシルバーウイング400というビッグスクーターに比べると小さいので喜んでいたのですが,やはり原付や他のPCXやマジェスティSといったミドルスクーターと比べると大きいです.
田舎に住んでいるので,スーパー等の駐輪場のスペースに余裕があるため大きくて困ることは少ないですが,都会だと微妙な大きさかもしれません.
取り回しは原付ほどは良くないので,駐輪場から出すときは複数回切り返しをしないといけない場合があり,普段使いに重きを置くのであれば,もう少し小さい車体の方が良かったです.
ただし,高速を使うことが時々あるので,その点では十分な大きさがあるので不安無く走行出来ます.
一応,自分の使い方としてはジャストサイズではあるのですが,完璧という訳ではありませんでした.

・重くはないが,軽くもない重量
購入直後は,教習で乗ったシルバーウイング400という200kgオーバーの車体との比較だったので,相当軽く感じていましたが,1年乗ってみると別に軽くはないという結論に至りました.
特に傾斜がある駐輪場でのバックは,それなりに力がいるので,もう少し軽い方が良いです.
キャンプ場での凸凹した所でのバックの時に,私の力ではギリギリだったことがあるので,重さとしては一応許容範囲内には収まっています.
これ以上重くなると誰かに助けてもらう場面に出くわすかもしれません.

・まあまあ良い燃費
実燃費でリッター30kmは出ているので,車に比べると十分良いです.
しかし,原付や同じミドルスクーターであるPCXのように40km以上は普段使いでは出ないので,特段燃費が良いという訳ではありません.
PCXと比べて良いところは高速に乗ったときにエンジンに余裕があるので燃費が大幅に向上する所です.
高速だとリッター40km前後くらいになるので,遠出するときにはありがたいです.

・パーキングブレーキがないが対策は可能
パーキングブレーキがないので,傾斜地での停車に不安がありますが, 後付けで付けられたので(レビュー参照),今の所困っていません.

・良く効くが完璧ではない風防
最初からロングスクリーンが付いているので,風防性能は高めです.
特に冬場は,風防の無い原付と比べると雲泥の差があります.
雨も小雨であれば,走行中は殆ど濡れずに走ることができます.
足回りもフロントステップに足を置いておけば,強い雨であっても殆ど濡れません.
最初の頃は,靴用の雨具を使っていましたが,最近は使わないようになりました.
ただし,完璧というわけではなく,初期状態だとハンドル回りの風防が無いので,冬用グローブをしていても長時間走行は厳しいです.

・トレードオフがあるナックルバイザー
ハンドル回りの風防を強化するためにナックルバイザーを装着しました(レビュー参照).
指先に対する寒さ軽減には効果がありましたが,代わりに膝周りへの風の流れができてしまいます.
指先と膝で,どちらが寒いのが嫌かというと指先なのでナックルバイザーは付けたままですが,何とかしたい項目です.
防寒のオーバーパンツを履けば良いのですが,履くのが面倒なので,スクーター用の膝掛けかIsottaのロングスクリーン(L4よりも前のモデル用なので装着出来るのかは分からない)を装着することを計画しています.

・便利だが微妙な使い勝手のフロントボックス
容量が6Lあるフロントボックスは便利ですが,上手く使い切れてはいません.
私の使い方としては,左側にETC(レビュー参照),右側に雨具を入れています.
鍵が付いているのでETCにカードを挿したままでも大丈夫なところは良いです.
ただし,鍵が付いていることのデメリットとしと開け閉めが面倒なのです.
車のトランクキーのようにエンジンキーを挿していれば,鍵が無くても開閉出来る仕組みが欲しいです.

・無いよりマシな程度のメットイン内ライト
メットイン内の後面にライトが付いていて横から照らしてくれるのですが,使い勝手はイマイチです.
荷物を色々積んでいるときに必要な物を取り出すのにライトを使いたいのですが,色々入っていると光が遮られてライト付近しか照らしてくれません.
ビッグスクーターではシート裏に付いていて上から照らしてくれる物が多いので,同じ構造にしてもらいたいです.
もちろんライトが役に立つときもあるので,無いよりはマシです.

最後に悪い点の詳細です.
・発進時,登坂時に五月蠅い
一番不満なことは,発進時と登坂時に相当五月蠅いことです.
トルクが必要となる場面では音が相当でかくなります.
今まで何度か前を走っている車が,こちらが煽っていると勘違いしているような挙動をされたことがあります.
蛇行していたり,車間距離を詰めていたりといったことはしておらず周りの車の流れに合わせて走っていただけなのですが,スピードを落として左側によったりされるという事がありました.
そういったときは一応抜かしますが,抜いたからといってスピードを上げるわけではないので,結局抜いた車は私の後を付いてくることになります.
もちろん,バイクに乗っている人でマナーが悪い人が多いことや,ビッグスクーターにはヤンキーが乗っていることが多いので警戒している人がいるのだと思いますが,こちらは普段使いのスクーターなので,なるべく無用の交通トラブルには巻き込まれたくありません.
登坂については,エンジンが200ccと非力なので仕方がないですが,発進時はなんとかしてほしいです.
マイナーチェンジ後のL5やL6では改善されているそうなので,気になる所です.

・低速で不安定
発進時のクラッチミート回転数が高いので,低速時の安定性が低いです.
最近スカイウェイブ650に乗る機会があったのですが,クラッチミート回転数が低いので,車重は300kg近くありますが,むしろ低速時はバーグマンより乗りやすかったです.
発進時の五月蠅さと相まって,渋滞でのノロノロ運転時には周りに気を遣います.
とはいえ,不安定であっても両足がべったり付けられるので,大きな問題ではありません.

・シートのフィット感の低さ
シートのバックレストが微妙な曲面なので,腰にフィットしません.
そのせいで,長距離を走るとお尻が結構痛くなるので,シートカバーやバックレストを付けることを検討しています.

・雨で滑りやすいタイヤ
初期装備のタイヤはウェット時のグリップが低めです.
白線でも滑ることがありますし,カーブ中のマンホールは必ず後輪が滑ります.
1年乗っていると雨の日の走り方を気をつけるようになったので, 大きな問題はないのですが,遠出したときの夜間に雨が降ったりすると,かなり怖いです.


・閉めにくい燃料キャップ
1年たっても,1発で燃料キャップを閉められないことが偶にあります.

・使いにくいシガーソケット
シガーソケットをスマホの充電等に使いたいのですが,フロントボックスの鍵を開けるのが面倒なので,全然使えていないです.
ETCを装着しているため鍵をかけないという選択肢を取れないため,持ち腐れ状態です.

・バーハンドルではない
ハンドルがバーハンドルではないので,スマホ等が取り付け難いです.
ミラーマウントもあるのですが,取り付けの度にミラーの調整が必要になるので面倒です.

・停車時に足に当たるサイドスタンド
足つきをよくするためにフロアボードがカットされていますが,丁度その部分にサイドスタンドがあるので,ふくらはぎに当たってしまい気になります.

(まとめ)
1年間のってみて,自分にとってはベストの選択だったと思っています.
普段の取り回しを優先して小型を選択したら,高速を使った遠出はできませんでしたし,遠出や積載能力を優先してビッグスクーターを選択したら,普段の取り回しにもっと苦労していたと思います.
よく200ccで中途半端とか言われてしまうバーグマンですが,普段使いから遠出までオールマイティに何でもこなせるジャストサイズだと思います.
もちろん器用貧乏な面も多々ありますが, 致命的に気になるのは発進,登坂時に五月蠅いことだけですね.
他の気になる点は,改善すると別の部分が悪くなってしまうか,価格が上がってしまうので,私としては妥協できる点ばかりです.
そういった意味では,丁度良い妥協点に上手く落とし込まれているスクーターということなんでしょうね.















2016年11月3日木曜日

バーグマン200でソロキャンプ@笠置キャンプ場

バーグマン200はメットインスペースが41Lあるので,ソロキャンプの道具は殆ど入ってしまうのではないか思ったので実際に試してみました.

メットインに入ったキャンプ用品の一覧はこちら
  • BUNDOK ツーリングテント BDK-17
  • GEERTOP キャンピングフロアマット
  • キャプテンスタッグ EVAフォームマット M-3318
  • White Seek 封筒型シュラフ
  • ISUKA ノンスリップピロー
  • ドッペルギャンガー ウルトラライトチェア C1-55
  • キャプテンスタッグ アルミロールテーブル M-3713
  • ドッペルギャンガー ポップアップランタンプロ 
  • OUTAD 折りたたみ式ウインドスクリーン
  • カジメイク レインコート
これに,ガスコンロと鉄板と肉をバックパックに入れて1泊のソロキャンプをやってみました.

予想していたよりも積載能力が高くて,殆どの用品がメットインに入ってしまいました.
ただし,積載には多少の工夫が必要です.
EVAフォームマットは横幅がメットインの幅よりも広いので,メットイン後ろ側の曲面に合わせて曲げながら入れて,その手前にテント,チェア,テーブルを入れました.
メットイン前側の細い部分にレインコートを入れて,細々したものは適当にスキマにつめて,最後にシュラフを他の荷物の上に置いて,シートを閉じて完了です.
シュラフは殆ど空気なので,最後にシートで圧迫しながら無理矢理入れています.
ロック部分に結構負荷が掛かっているようなので,少し注意が必要かもしれません.

キャンプ場は家から近い木津川沿いの笠置キャンプに行きました.
このキャンプ場は,ソロだと1泊600円と安いわりには,トイレ,炊事場,ゴミ捨て場が付いているので結構良い所です.
ただし,かなりの人気キャンプ場なので,週末はかなり混雑しています.

車の乗り入れができて,全面フリーサイトになっているので好きな場所にテントを設営できます.
キャンプ場内はいくつかのゾーンに分かれていて,入り口付近の芝生ゾーン,山側のグラウンドゾーン,川側のゾーンがあります.
特に芝生ゾーンは人気スポットで,適当に週末の昼過ぎに行っている私の場合は,芝生ゾーンに場所を取れたことがありません.
グラウンドゾーンは地面がならされていてキャンプ感が薄いので,いつも川側のゾーンに行っています.
川側のゾーンは余り人気がないので(夏休み期間中を除く) ,ソロでゆったり過ごすのには,うってつけです.
ただし,川側ゾーンは道もゾーン内も凸凹で,石が転がり放題のため,SUVの人が大半ですね.

今回は,川ゾーンを選択したのですが,さすがにスクーターのバーグマンで進入していくのは気を遣いました.

川ゾーンの中でも,より川辺近くの方が空いているのですが,どう考えてもバーグマンでは進入できないので,道沿いの一番手前側に場所を取りました.

そこからは,普通のキャンプと変わりないので,テントを立てて,椅子やテーブルを設置して,寝床を用意するだけです.
とりあえず設営が完了したら,ノンアルコールビールで一服して一休みします.

この笠置キャンプ場の良い点として,歩いて5~10分くらいのところに,わかさぎ温泉という天然温泉があります.
キャンプ場の入り口で100円割引のクーポン券をもらえますが,温泉のウェブサイトでも同じクーポンを常時掲載しているので,あまり意味はありません.
最近のスーパー銭湯に比べると若干見劣りする設備ですが,ぬめりのあるお湯で温泉らしさを堪能できます.
私は,あまり熱めの風呂は好きではないのですが,この温泉は比較的ぬるい風呂が多いので嬉しいところです.
あと,細かいポイントですが,シャワーの水圧が高いで,そこも気に入っています.

温泉に入った後は,テントに戻ってコンロで焼肉をいただきます.
ソロキャンプの目的の半分は,ソロ焼肉なので他の調理は一切しません.
たれ漬けした肉を持っていって,酒を飲みながら焼いて食べるだけです.
精肉店を使えば,肉の種類毎にグラム単位で買えるので,いろいろな肉を100グラムずつ6~7種類ずつ選んで買っています.
誰にも気にせずに好きに食べられるので最高です.
準備や片付けも面倒なので,ガスのカセットコンロと鉄板で適当にやっています.
最近はソロ用の小さいバーベキューコンロがあるようなので,そのうちソロでの炭火バーベキューに挑戦してみてもいいかもしれません.

食べ終わったら,空や山や川を眺めてダラダラ過ごします.
飽きてきたら,読書をして眠くなったら寝ます.
皆でワイワイやるのも良いですが,こういうソロだからこその適当な感じが好きです.

起きたら,朝食にソーセージを焼いていただきます.
食べたら片付けをして撤収です.

最後の撤収時にスクーターなりの問題が発生しました.
進入時に,道からゾーン部分にかけての凹凸をエンジンパワーで超えたのですが,帰りに手押しでバックするのが,人力なのできつかったです.
普段の平地だと気にならない160kgの車体でも,凹凸になると結構重かったです.
何とか気合いを入れて脱出しましたが,次回からは脱出時も考えた進入にしないといけないですね.
バーグマンよりデカい200kg以上のビッグスクーターだと脱出できなかったかもしれません.
ちなみにバックをせずに頭から転回すればエンジンパワーを使えるのではと思われるかもしれませんが,川ゾーンの凹凸は結構すごいことになっていて,たまにSUVでもスタックしているのを見かけるので,バーグマンの車体の低さではゾーン内の走行は不可能と言わないまでも,かなり難しいです.

(まとめ)
バーグマン200の大きなメットインを活用して,ソロキャンプに行ってきました.
ソロ用のキャンプ用品であれば殆ど積載できてしまうので,タンデムシートやリアキャリアへの積み込みが必要ありませんでした.
山の中にあるキャンプ場だと道が細くてコンパクトカーでも行きづらいところって結構ありますが,バーグマンだとスクーターなので,そういったことを気にしなくても良いので,今後のソロキャンプは車ではなくバーグマンに変更することになりそうです.